対象者から就労に関する相談を受ける
協力雇用主について
About Cooperating Employers
犯罪や非行をした人は再び地域に帰ってきて生活をすることになります。これらの人が再犯や再非行に至らないためには、仕事に就き、職場に定着して、責任ある社会生活を送ることが重要であり、「雇用」から立ち直りを支える事業主の存在が不可欠です。
協力雇用主とは?
犯罪や非行をした人(刑務所出所者等)の自立及び社会復帰に協力することを目的として、犯罪や非行をした人を雇用し、又は雇用しようとする事業主の呼称です。
協力雇用主の現状協力雇用主の現状
全国に約24,000協力雇用主が登録されていますが、実際に刑務所出所者等を雇用している事業主は約1,400にとどまっています。
犯罪や非行をした人の円滑な社会復帰・職場定着のために、事業主の方々との適切なマッチングが重要であり、そのため、幅広い業種の事業主の方々のご協力が必要です。
再犯防止のため、雇用先創出にご協力ください。
協力雇用主 申込み方法
「入会案内の書類一式」から入会申込書のPDFをダウンロード・プリントし、申込み欄に必要事項を記入のうえ送付してください。
会社の事業内容などを把握し、協力雇用主としての活動が可能であるかを検討し、ご連絡致します。
【送付先】
〒400-0867 甲府市青沼2-22-1(山梨以徳会内)
山梨県就労支援事業者機構 宛
協力雇用主への支援制度
刑務所出所者等の雇用について不安がある事業主の方もいらっしゃることと思います。そのような不安を少しでも軽くするための各種支援制度が用意されています。
刑務所出所者等就労奨励金制度
就労・職場定着奨励金
刑務所出所者などを雇用
最大48万円
雇用日から最長6ヵ月間、月額最大8万円
※刑務所出所者等に対して、就労継続に必要な技能や生活習慣等を習得させるための指導や助言等を実施していただき、保護観察所にその状況の報告を行っていただきます。
就労継続奨励金
刑務所出所者などを雇用
最大24万円
雇用日から6ヵ月経過後、3ヵ月ごとに2回、最大12万円
※刑務所出所者等に対して、就労継続に必要な技能や生活習慣等を習得させるための指導や助言等を実施していただき、保護観察所にその状況の報告を行っていただきます。
身元保証制度
身元保証人を確保できない刑務所出所者などを雇用
最大200万円
雇用日から1年間、損害ごとの見舞金
※上限額の範囲内
※対象:刑務所出所者等により被った損害のうち、一定の条件を満たす者。労働保険に加入していることが条件。
トライアル雇用制度
刑務所出所者などを試行的に雇用
最大12万円
雇用日から最長3カ月間、月額4万円
※事前にトライアル雇用求人をハローワークに登録していただくとともに雇用保険に加入していることが条件となります。
職場体験講習
刑務所出所者などに実際の職場環境や業務を体験
最大2万4,000円
講習委託費をお支払いします。
※社会保険に加入していることが条件となります。
事業所見学会
職場や社員寮などの見学
就職までの流れ
ハローワークを介して求人に応募
就職に関する相談支援を実施
協力雇用主との採用面接
採用決定
社会復帰を支える更生保護ボランティア
犯罪や非行をした人たちの立ち直りを支え、健全な生活を送るために支援をする更生保護ボランティアの皆さんをご紹介します。
協力雇用主
犯罪をした人等の自立及び社会復帰に協力することを目的として、犯罪をした人等を雇用し、又は雇用しようとする事業主です。
更生保護施設
犯罪や非行をした人で住むところがない人たちに宿泊場所や食事を提供し、自立に向けた生活指導を行う施設です。
保護司
保護観察を受けている人と面接を行い、助言や指導をしたり、刑事施設や少年院に入っている人の生活環境の調整を行うほか、犯罪予防活動などにも取り組んでいます。
更生保護女性会員
女性としての立場から、地域の犯罪予防活動や更生支援を行うボランティア団体であり、家庭や非行問題を考える集会のほか、子育て支援の活動など、多様な活動を展開しています。
BBS会
BBS(Big Brothers and Sisters Movementの略)は、非行などの様々な問題を抱える少年に、兄や姉のような身近な存在として、支援をする青年ボランティア団体です。
事業主様へ
山梨県就労支援事業者機構にご協力をお願いします。
本機構の活動を支えていただきたく、会員様を募集しております。